今夜も酒を飲みながら ふらり ふらりと千鳥足  明日はどこの山行こうか

1/23白鷹山

2011/1/23 白鷹山

この日は所属する山岳会の行事(鍋っこ登山)が予定されていたが前日個人的な出張があったため前もって欠席にしていた。それでもなんとなく山に行きたくなったのは連日の雪で山に行く機会がなく、この日は天気が回復する兆しがあったから。そんな訳で市内在住のHorikoshiさんと相談をし白鷹山へ向かうことになった。
以前白鷹山は雪のある時期に一度登ったことがあるがその時は白鷹トンネルの山形側から入る参道を進んだ。しかしこの時期はなだれる可能性がある。確かに記憶の中では暫く沢沿いに進み、尾根に上がった覚えがある。今回は南陽市と白鷹町の町境の尾根を登ることに。雪のある時期にしか登ることの出来ないコースだ。
Horikoshiさんはこれまでこのコースを4~5回登っているそうでマニアックなHorikoshiさんらしい。地図上では、なんてことがない尾根なのだが20mに満たない起伏が数多くある上に尾根が複雑にスイッチしていて地図上では読みきれない難しさがある。登るには登れるが下りだけで使うにはかなり迷いやすいコースだろう。私は今回のように初めてかつ複雑なコースの山行には地図の他にGPSを必ず携帯する様にしている。それでも案内役のHorikoshiさんが居るからその辺は安心して登れた。
白鷹トンネルの白鷹側の駐車場に車を止め、そこから藪の中を登ると間もなく林道があり、その上に旧国道348号がある。旧道を僅かに進み尾根に取り付くが現場ではどの尾根に取り付くのがいいのか初めてでは解らない。結局はどの尾根に取り付いても同じ主尾根(町境の尾根)に向かいそうではあるが、尾根別れしていて初めてだったらGPSで確認した方がいいだろう。地図読みに自信がある人は別だが・・・  
町境の尾根まで約45分、そこから主尾根上を進む。尾根に出るとコースとしては解りやすいが僅かなアップダウンを繰り返す。下った時に尾根がスイッチしたり、尾根のノリ面に林業の作業道が切ってあり、そこを使いながら尾根に上がったりするとどの尾根なのか解らなくなったりする。地図で確認しながらのルートファインディングになる。しかも藪漕ぎと作業道の繰り返しなので、ところどころ周りが良く見えず初めてでは本当に難しいだろう。数回登ったことのあるHorikoshiさんでさえ一箇所作業道を間違うくらいだ。しかし直ぐに修正、ここは案内役のHorikoshiさんに付いて行こうとしよう。細野登山口の合流点までくれば後は一本尾根だ。ここまで約2時間30分。直ぐ前にはテレビ塔のアンテナ、アメダスのレーダーが設置されている986mの白鷹山山頂から続くピークと稜線が目の前に見えてくる。ここからが割りと遠く感じるらしく、安心できないらしい。おにぎりを頬張りながら小休止。やや急登の尾根を稜線までつめ、杉林を進むと山頂だ。
山頂までの所要時間は約3時間。山頂には神社のお社と休憩所の小屋がある。去年設置されたという真新しいバイオトイレもあったが現在冬期間中は閉鎖されている。小屋の中には囲炉裏があり火をくべながら昼食。小屋があると本当に助かる。1時間ほど休憩し、下山に入るが来た道から少し外れて、展望のいい所まで連れて行ってくれた。ここで写真を数枚撮り、元来た道を下る。トレースがあるから難なく下りてきたが、上から見ると尾根がスイッチしているのがよくわかる。なんとわかり辛いコースだ。Horikoshiさんいわく  「地図読みの面白いコースだべ?」  私にはGPSが必須なコースです!
帰りは町境の尾根を最後まで下り、旧道まで出て、旧道を戻った。駐車場まで山頂から約2時間。今回もHorikoshiさんにお世話になりっぱなしの山行でした。楽しかった!

写 真

白鷹山は奥に見える山の陰にある。旧国道348号からは見えない
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旧道を進むHorikoshiさん
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町境の尾根に上がったところから
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青空の中気持ちよく汗をかく
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白鷹町(置賜盆地の最北端)
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白鷹山の南斜面
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この南斜面の奥に見えるのが山頂のあるピーク
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複雑にスイッチする尾根を進む
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雪の合間の登山日和だ
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おっ カモシカもお出ましのようで
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細野登山口からの登山道はここに続く(合流点にて)
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登山道(夏道)の上を歩く。
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去年設置されたバイオトイレ(山頂)
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休憩所の小屋はその奥
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その直ぐ奥に御社
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立派な休憩施設だ。山形県の直轄所有
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中の様子
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火を焚き暖を取る
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白鷹町。最上川が蛇行しているのが解るだろうか
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登って来た尾根(手前)
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南陽市方面の山々
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奥はレーダーのある986mのピーク
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帰りは町境の尾根を旧道にぶつかるまで下りてきた。
手前が白鷹町で奥側が南陽市
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駐車場に無事到着
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