10/2~3保全作業
2010/10/2~10/3 合同保全作業 飯豊連峰(梶川尾根・丸森尾根)
作業当日のことを考え前泊したが、毎度の事ながらこれが間違いの元。当日は脱水で目が覚めるほどの二日酔い。よしゃーいいのに相変わらずのバーボンTakeda。
6時になるとほぼ全員が集合場所の天狗平ロッジに集結。LFDの司会で作業開始式が始まり、HZUの作業段取りをみんなで聞く。6時30分に出発。目指すは本日の作業箇所トットバのカッチ。朝日が強く差し込む梶川の急登を息を切らして進む。楢の木曲りでは先行隊が休憩中で入れ替わり出の休憩。さすがに50名を超える大人数では縦に長くなって一度に休憩は出来ない。んっ50名オーバー?飯豊の山開きより多いんじゃない?
登り始めて約1時間ほどで湯沢峰。ここまで来るといつもながら眺めがいい。1ヵ月前登った大嵓尾根を見ながらDr.まっちゃんと「まだ行ぐべねぇ」。
先発隊は既に出発している。「ぼちぼちと行きまっか」とLTQにペースを作ってもらいながら滝見場まで足を進めた。滝見場でおにぎりを水で流し込んで1人一足先に五郎清水に向かう。五郎清水で更に一個おにぎりを押し込んで作業箇所までもう一ふんばり。この頃になるとやっと昨夜のアルコールが抜けてきた。あーしんどかった!
11時ほぼ全員が作業箇所に到着。先発隊で先に現場入りしていたHZUから具体的な作業手順が指示された。それぞれメンバーは慣れたもので指示通りの作業を手際よくこなしていく。さすが飯豊の作業班。環境省の新婚ほやほやのサカもっちゃんは「すごーい♪」。うら若い女性の「すごい」は中年のおじさん達を燃え上がらせ、たちまち作業を終え、次の作業箇所へ。ちなみに他にも若く見える女性は沢山いました。(多少脚色をしてありますが本編の内容に相違はございません)
作業内容については飯豊朝日連峰登山者情報等をご覧下さい。
話は飛んで夜の部へ。もともと収容人数が35人ぐらいが丁度いいという門内小屋に50人で押し掛けたのだから一気に入れるはずも無い。テンバにはテント村が出現。小屋での1次会の後はこのテント村で大盛り上がり。しかも屋外で馬鹿騒ぎ。つぶれて搬送される人もちらほら。これで明日作業できるのかい?夜中の1時に歌合唱してたら駄目でしょう!でも作業メンバーだけなので全てがノープロブレム。収まりがつかない飲んだ暮れの集団はほとんど寝ずに酒を煽っていたのでした。
翌日、実にすばらしい御来光久々に見たな、あんなに綺麗な朝日は。
本日の作業は丸森尾根の修復作業。時間は若干押し気味ではあるがとりあえず先発隊は出発。後発隊は後片付けや何やらで30分遅れて出発。現場に着くとHZUから作業手順の説明。初めての試みで支障木を切ってそれを利用した工事。んーっ いまいち飲みこめないぞ。どういう風にすれば効率的に土留め出きるんだ。HZUいわく「みんなで知恵を出してください」・・・つたない知恵を絞り作業を進めたが前日までの石組みの作業と違い疑問が残る作業しか出来なかった。事前学習が必要だった様な気がする。作業を済ませ夫婦清水で12時ごろ昼食。みんな「腹減ったーっ」「低血糖でふらふらだずぅーっ」 私は「誰か煙もってない?」 周りの人から「はやぐ やめろずぅーっ」「今時 煙草すってだな おまえ ど 土人だげだずぅー」 禁煙します。ハイ!
環境省の職員が作業箇所の点検を終え、全員が無事天狗平ロッジに到着したのが2時半過ぎ。閉会式および作業員の点呼をとり、2日間にわたる作業は終了。皆さん本当にご苦労様でした。
写 真
朝ぞくぞくと終結するお馴染みの作業メンバー |
HZUが作業全体について説明する |
たくさんの人の参加がありました |
いよいよ現場に向かって登り始めです |
湯沢峰で休憩 |
五郎清水に到着 |
小玉川の部落が見えます |
三本カンバ一息 |
朝日連峰です。月山、鳥海山も見えますが写真ではちょっと |
新しく積んだ石ダム |
ここでは土嚢を使ってダムを作っていきます |
1ヶ月前登った大嵓尾根 |
石転び沢にはほとんど雪はありません |
梶川峰から上の方でようやく色づき始めました |
ケルン下の作業現場でのダム。土嚢と石を組み合わせ砂を残し水だけを抜く |
去年作ったダムはいっぱいになりフローアップしています |
夕食はにぎやか |
外では新潟側を赤く染める夕日がキレイでした |
2日目の現場、丸森尾根に向かいます。 |
扇の地紙の最上部 |
地神山頂から二つ峰 |
今回ある意味主役のDaichang |
エブリサシ方面 |
この菅笠はDr.まっちゃんだな |
夫婦清水で昼食 |