今夜も酒を飲みながら ふらり ふらりと千鳥足  明日はどこの山行こうか

3/21子持山

2010/03/21 子持山:群馬県渋川市(旧子持村) 1296m

この日は谷川岳の天神平からトマの耳までのピストンを予定してたが、宿泊していた群馬県の中之条町にある妻の実家で朝目覚まし時計に叩き起された時には雨が降っていて諦める事に。前の日まで晴れていたのになんという運の悪さ。まっ 仕方ないか!
そんな訳で急きょ予定を変更して子持山へ向かう事にしたが妻の実家からは子持村まで40分くらいで着くはず。それにまだ雨降ってるし、慌てずもう一眠り。9時半くらいには雨も上がり合羽とカメラ、GPSだけ持って出発。途中のコンビニでオニギリと水のペットボトル買って、11時ちょっと過ぎに7号橋から登り始める。
この山の周りには子持神社、若子持神社、女神(にょしん)のあしあと、役の行者像等があり、修験者の行の山のようだ。山そのものは火山の噴火の隆起で出来たらしく、溶岩がそのまま固まったような岩がそちらこちらにある。
登り始めて15分くらいで屏風岩に出る。梯子と鎖があり上に登れる。が、しかし上がるととてもコワイ!元来高いところが苦手な私は目が回る。AXL、WKBなどは喜んで上がるだろう。屏風岩の上から獅子岩が遠くに見える。本当に獅子舞のような形をしており、またの名を大黒岩と言うらしい。屏風岩からは尾根沿いにこの獅子岩に向かって進む。ちょうど12時ころ獅子岩到着。ここでオニギリをほおばり、一服しているとトンビだと思うが尖った岩の先端でピーピー鳴いている。それに合わせヒナの音も聞こえる。どうやら巣があるみたいだ。急いでカメラを取り出したが親鳥は飛んで行った。しばらく待っていたが戻ってこない。先に進む事にする。
獅子岩からは隣の柳木の峯を越えて子持山の山頂となる。一等三角点のある山頂だ。ここから赤城山の裾野に広がる旧赤城村、昭和村がよく見える。実は私は学生の3年間は前橋市に住んでいた。だから赤城山の広い裾野はよく見ていた風景だ。もう30年近く経って、懐かしいような、ついこの前の事で「変わんないなぁ」と思えるような。学生の頃は山登ったりしていなかったのでこの山は初めて。15分程写真を撮ったり、食事したり山頂を楽しんだ。この日登るはずだった谷川岳方面に目を移すと谷川岳には雲がかかっている。「これでよかったんだ」と自分に言い聞かせ、山頂を後にした。
帰り道は来た道とは違う周回の道を進む。沢沿いまでドンと下って杉林を進むのだが花粉症の私には地獄道だ。鼻水がまるで涙のようにサラサラと流れ落ちる。誰とも人に合わなかったから良かったもののとても人に見せれたものではなかっただろう。2時過ぎに駐車場に無事到着。この日の私の行が終了したのでした。

写真はこちら

powered by Quick Homepage Maker 4.73
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional